つくづくレインボーマンって凄いよな~、いろんな意味で、ホント!

なんせ、「死ね死ね団」ですからね~、敵組織の名前が。
日本人の根絶を狙う国際組織で、それを率いるのがミスターK。
演じるのは平田昭彦さん。

でまた、死ね死ね団には多彩な女性幹部もおりまする。
ダイアナとかミッチーとかキャシーとか、、、
しかも、サイボーグ化したりなんかして、、、

今、冷静に観たら、おそらく吹き出すだろうな、サイボーグダイアナとかサイボーグキャシーとか。
なんかあったら、すぐにサイボーグ化ですからね。
でもって、人をサイボーグ化する薬品を開発した科学者の名前がドクター・ボーグだってさ。
サイボーグの「ボーグ」かよ、ハハハ。

では、レインボーマンのどこが異色か。
ウルトラマンが戦う相手は怪獣や宇宙からの侵略者。
ウルトラセブンの場合は「〇〇星獣」で、やはり異星の怪獣。
それが、レインボーマンとなると「死ね死ね団」が敵キャラ(?)ですからね~。

人間なんですよね、敵の正体は。
怪獣でも異星人でもなく、人間。
死ね死ね団は、日本国の解体と日本人殲滅を目指した秘密結社。

ショッカーは世界征服を狙っているけど、死ね死ね団は日本と日本人を壊滅させることに特化している。
とにかく日本と日本人を世界から抹殺しようとするのが死ね死ね団。
死ね死ね団を率いるミスターKは、大東亜戦争中に家族を日本人に殺され、自らも虐待を受けたことから日本及び日本人を憎悪し、この世から消し去ろうとしている。

原作者の川内康範氏は、昭和20年から30年までの10年間、戦没者の遺骨引揚運動を行った方。
先の大戦(大東亜戦争)の激戦地の数々に足を運んだにちがいない。
その際の様々な体験がレインボーマンの原作に反映されているようです。

漫画版では、死ね死ね団の構成員は東南アジア(主にフィリピン)系が中心だとされているようですが、、、
これが、実写版ではトップのミスターKからして国籍も経歴も不明の人物として設定されている。
ちなみに、ミスターKの「K」は原作者川内氏の頭文字からとったものとのこと。

こうやって見てくると、レインボーマンは日本の戦前がリアルに絡んでいたりして、単純なヒーローもの・勧善懲悪ものとは一線を画している印象がありますね。
前回はついつい、茶化し気味の記事を作成してしまいましたが、実は重いテーマを持っているし、ヤマトタケシの孤独な戦いを冷静に分析すると、子供用の特撮を超えた社会派ドラマの面も持っております。

それなのに、性格の悪い奴はこの名作『レインボーマン』を冷やかしたり、ツッコミどころを探そうとする。
誰だ、そんな不届きものは?
私です。

すいません、本当に。
でもね~、死ね死ね団の幹部や殺人プロフェッショナルの名前とかキャラ設定だけで笑いがとれたりするんですよね、これが。

ミッチーとか、なんか昭和のアイドルの愛称にありそうだし、イグアナなんてトカゲの名前だし、演じるのは塩沢ときさんさし、、、
イグアナの母親がゴッドイグアナって、、、う~ん、なんでも「ゴッド」を付ければいいってもんじゃないんだよ、と言いたくなりますね。

まあ、ゴッドハンドとかゴッドファーザーとか、あと和田アキ子はゴッドねえちゃんと呼ばれていたか。
昭和のあの頃、確かに「ゴッド」が幅を利かせていたっけ。

さて、主人公のレインボーマンに目を向けると、七変化の基本形がダッシュ7(セブン)で、その造形は白地に赤。
言うまでもなく、日本の国旗をイメージさせるもの。
そもそも、名前がヤマトタケシですから、どう考えても「ヤマトタケル」からとったものでしょう。
だから、レインボーマンは日本・日本人そのもの。

死ね死ね団の魔の手から祖国日本を守ろうと孤軍奮闘するのがレインボーマン。
川内康範氏のストーリーテリング力は素晴らしい。
仏教関連知識を盛り込むことで、作品の世界観が広がりを持ち、コアなファンには大きな魅力となっております。

前回も紹介したように、本来は真言ではない「あのくたらさんみゃくさんぼだい」を変身の呪文に設定したのはうまいですよね。
この「あのくたらさんみゃくさんぼだい」って響きが呪文っぽいですから。

とまあ、今回も頭に浮かんだことを、そこはかとなく綴ってみました。
毎度のことながら、まとまりのない文章ですが、レインボーマンは他のヒーローものとは一味違うと言いたかったわけでございます。

常連の皆さん、本記事も最後まで読んでいただきありがとうございます。
レインボーマンネタは第三弾もあるかも、、、