~ あのくたらさんみゃくさんぼだい あのくたらさんみゃくさんぼだい あのくたらさんみゃくさんぼだい レインボー ダッシュ セブン! ~
皆さん、見覚えも聞き覚えもあるはず。
そう、昭和のガキを虜にした変身の呪文。
レインボーマンはいい。
断然いい!
なんてったってインドの山奥で修行して、ダイバダッタの魂をやどしているんだから。
先日アップした記事中に、「あのくたらさんみゃくさんぼだい」が登場したからには、レインボーマンにも触れなければなるまいて。
この「なるまいて」は白影が好む語尾、っていきなり脱線か。
ウルトラマンはベーターカプセル、ウルトラセブンの場合はウルトラアイが変身するためのアイテム。
仮面ライダーは「変身!」の掛け声。
そこへきて、レインボーマンは「あのくたらさんみゃくさんぼだい」ですからね~。
つくづく異色のヒーローですわ、ヤマトタケシ=レインボーマンなる存在は。
ヤマトタケシは、おそらくは、ヤマトタケル(倭建命or日本武尊)からの命名でしょう。
原作者の川内康範氏はもうお亡くなりになっているので、確認はできません。
ん、そういえば、大和武士(やまとたけし)さんという元プロボクサーで俳優もいるな。
川内康範先生は、あの「月光仮面」の原作者でもあるし、森進一の「おふくろさん」の作詞も手掛けている。
多才な方です。
あ、そうそう、あの未解決事件・グリコ森永が世間を騒がせている渦中に、犯人に「1億2千万円を提供するから、手を引け」と声を上げたことも。
男気あふれる方でした。
川内さんの実家は日蓮宗の住職であったそうで、その影響でしょうね、作品に仏教色が随所に顔を出します。
レインボーマンの唱える「あのくたらさんみゃくさんぼだい」は漢字では「阿耨多羅三藐三菩提」と表記され、これは「完全な覚り」とか「最高の智慧」を意味する仏教用語。
ヤマトタケシが「あのくたらさんみゃくさんぼだい」を三唱して、レインボーマンに変身するので、呪文扱いされていますが、本来は「阿耨多羅三藐三菩提」は真言(呪文)ではありません。
ただし、解毒の呪文としてレインボーマンが唱える「おんたたぎゃとーどはんばやそわか」は、真言でございます。
ガキの頃、この「あのくたら、、、、」や「おんたた、、、、」の正体が気になって、気になって。
仏教関係の書籍の中に見つけた時は「これだったのか!」とちょっとした感動もの。
川内さんの仏教関連の知識が原作に生かされております。
ヤマトタケシの師匠ダイバ・ダッタなんて、そのまんま提婆達多(ダイバダッタ)の名前を拝借したものでしょう。
歴史人物の提婆達多はお釈迦様の従兄弟とされています。
この提婆達多は、最初はお釈迦様について出家するも、やがて野心に燃えて、お釈迦様を裏切り、教団を分裂させたと言われていますが、、、さて真相は。
劇中のダイバ・ダッタは凄まじい超能力を自由自在に駆使するスーパーじじいですけど、って「じじい」は失礼だろ。
ヤマトタケシがダイバ・ダッタに弟子入りした元々の理由を、常連の皆さんは、おぼえていますか。
なんと、格闘技の実力を磨き、プロレスラーになり、大金を稼ぐためだったんですよ。
金が必要だったのは、脚に障害をもつ妹の治療費に充当するためでした。
しかし、素朴な疑問だけど、昭和のあの頃に「プロレスラー=大金持ち」のイメージがあったかな~?
ジャイアント馬場は多少は裕福なオーラを纏っていたような気がするけど、猪木はね~。
言っちゃ悪いけど、「猪木=常に事業に失敗=借金まみれ」の公式が成立していたような。
まあ、結局はレスラーにはならずに、ダイバ・ダッタの魂を宿した愛の戦士レインボーマンに生まれ変わるんです。
で、レインボーマンが頻繁に使用する必殺技が「遠当ての術」で、これを喰らった死ね死ね団がバッタバッタと倒れまする。
この「遠当て」は、武術とか気功の世界でも時折耳にする技(?)ですけど、、、
実際に効くんですかね、なんとも。
冷静に考えると、レインボーマンにも弱点ありで、例の「ヨガの眠り」なんてのがその典型。
座禅を組んだ体勢で5時間も仮死状態。
とまあ、思いつくままにダラダラと書き連ねてきました。
オチがないんだよな、残念ながら。
仕方ないから、この辺りで締めといたしましょう。
続編もありそう。