カラス、てめえ、この野郎! それに引き換え、カメムシちゃんはイイ子ですね~!

さて、ちょっと買い物にでも出かけようかな~、と車の運転席に乗り込んで前を見たら、フロントガラスに鳥のデッカイ糞がベッタリ。
誰だ~、カラスか?!
モズさんたちのdroppingsがこんなに大きいはずがないんだよ、カラスめ、この野郎~!

と、真犯人が不良カラスかどうかは不明なるも、「そうだ、そうに決まっている!」と最近我が物顔で実家近辺に出没するカラスの仕業と見なす。
もしかしたら、ハトかもね、連中も時折姿を見せるから。

そういうわけで、悪辣なカラスに対する怒りが込み上げてきたのであります。
おのれ~、ハシブトガラスか、ハシボソガラスか、、、、
「いずれにしても、許せん、成敗してくれるわ!」といきり立ってガンロッカーのカギを手に、、、ってウソウソ。

我が愛銃、(株)ミロク製のモデル「8000 TRAP GR.1 30″」の用途はカラス退治ではございません。
あくまで、標的射撃。
それにね~、いくら銃猟免許所持者とはいえ、「狩猟者登録」をしていないし、禁猟期だし、市街地でぶっ放せるわけないし。

従いまして、万が一、銃でカラス退治をしたならば、当方はお縄になりますです。
まあ、カラス自体は狩猟可能な鳥獣に入りますけどね。
どうなのかな、カラス相手に散弾銃は大袈裟じゃないのかな、、、空気銃で十分では。
しかし、単発の空気銃よりも散弾の方が空中でばらける分、命中率は当然増すか、、、

結局、ヤクザなカラスどもの理不尽な暴力の前では、人間は為すすべもなし。
黙って指をくわえて、耐えるしかないという、この不条理。
なにが「人間は万物の霊長」だよ!
カラス愚連隊の傍若無人な振る舞いに、泣き寝入りする自分の不甲斐なさを嘆くことしきり。

その数時間後、再度車を動かそうとして、ふとガラスに目をやると、そこには一匹のカメムシ。
「おいおい、今度はクッサイクッサイ奴の登場かよ」と、「泣き面に蜂」の場面で、「ン?」と何かに気づいた次第。
刺激しないように、そっとカメ吉君に顔を近づけてみると、この小昆虫が頭をしきりに動かしております。

それも、カラスの糞の上に体を乗せて、白っぽいソレをカメムシが口吻でコツコツとつついているような動きを。
「あれ、これって、ひょっとしてカメ吉がカラスの糞を食しておるのでは?」と訝りながらも「え、コイツ、もしかしてイイ奴?」などと感謝の気持ちが沸き起こったのであります。
愛い奴~、カメちゃん、アンタは偉い、今まで邪険にしてゴメンな~。

その瞬間から、「カメムシ=善VSカラス=悪」の二項対立が脳内で確立されました。
ネットで検索してみると、キマダラカメムシさんというお方が鳥の糞を食べるという記事あり。
あと、セアカツノカメムシ様が鳥の糞を吸汁する動画も発見したけれども、視聴はせず。
だって、実際にこの目でカメムシ殿が鳥糞をコツコツつつくのを目の当たりにしたんだも~ん。

思えば、今までに、何十匹、いや、何百匹のカメムシさんたちを叩き落としたり、踏みつぶしてきたことか。
自分で殺しておいて「くせっ、コイツ」とか言ったりなんかして。
ガキの時分、カブトムシやクワガタは宝のように大事にする一方で、カメムシとかカナブン、蛾なんかは容赦なくバラバラにしたりなんかして。

猛省しておりますです、はい。
この瞬間から心を入れ替えて、カメムシちゃんに対する態度を改める決意をしました。
今後、決してあなたたちを退治したりはしません。
って、ホント、ご都合主義だな、我ながら。

室内や車内においであそばされた暁には、そおっと、細心の注意を払いながら、傷つけないように外へと誘導させていただきます。
今後も、鳥のウンチをジャンジャンお召し上がりください。
当ブログはカメムシさんの味方です。

それにしても、カラスやらカメムシやらモズやら、最近の記事は生き物ネタが多いな。
梅雨入り前で、活動的な虫や鳥の姿が頻繁に目に飛び込んでくるからでしょうか。
ということで、今回はここらへんで。