徳川ファンの方は、本記事は読まないほうがいいと思います。
ネット記事を拾い読みしていたら、直木賞作家の今村翔吾氏の『幸村を討て』ミュージカル化のニュースに目が留まった。
今村氏の「ぶっちゃけ、関西人って徳川家康嫌いなんですよね。一方で秀吉太閤さんは好きで、それを助けた幸村は”ええやっちゃ”ってなってる」との発言に共感を覚えた次第でございます。
って、関西人ではないけれども。
ハッキリ言って、徳川は嫌いなんですよね。
要は「漁夫の利」を得たわけだから。
もちろん、徳川家康が戦上手であることは否定しませんよ。
でもね~、多くの史家や研究者が指摘するように、信長⇒秀吉ラインでほぼほぼ天下統一が完成した、その一番美味しいところを家康が掠めていったわけですから。
それとね~、当ブログで何度も書いたように、徳川の「清和源氏自称」はちょっとね~。
詐称にも程がある!
徳川は「清和源氏新田流れ」を自称しているけど、最新の研究では徳川氏の祖はお坊さんらしい。
それも、由緒正しい大寺院の僧侶ではなくて、遊行僧というか、忖度なしに表現すると、旅の乞食僧であったとのこと。
その人物が、いつの間にやら松平家に入り込み、後家さんとデキちゃって、、、といった感じらしい。
そこから何代か下った家康さんは、松平から徳川へと改姓し、今では「東照大権現」様でらっしゃいますから。
つくづく、「勝てば官軍負ければ賊軍」ですよね、この世の中。
流れ者の念仏僧の子孫が、今では神様。
家康さんを神様に仕立て上げたのは、あの天海さんですね、周知のとおり。
とにもかくにも、歴史とは勝者が勝手に書き変えるもの。
日本も大東亜戦争に負けたから、なにもかも日本が悪かったことにされ、すっかり牙も抜かれて、現在の体たらく。
こんなこと書くから「右翼」と呼ばれるのかな、あくまで保守なんだけど、ハハハ。
今年のNHK大河『豊臣兄弟!』の主人公は豊臣秀長。
この秀長がもう少し長生きしていたなら、徳川の世は来なかったであろうとは、専門家の多くが説くところ。
まあ、歴史に「ifs」は無いことは百も承知ですが、晩年の秀吉は運に見放されたようですな。
が、しかし、その秀吉がスペイン・ポルトガルに対して一歩も引かなかったからこそ、また朝鮮出兵によって日本の強さを全世界に見せつけたからこそ、当時の西洋列強は日本植民地化を断念したわけで、、、
徳川泰平の世を生み出したのは、徳川将軍の御威光でもなんでもなく、白人国家が「日本ってヤバイよな~。鉄砲の数も半端ないし~。うかつに攻めたら返り討ちになりそう」とビビったから。
徳川嫌いの原因の一つが、徳川幕府の鎖国政策。
これは三代目の家光時代からのことだから、家康さんの指示ではないが、この愚策が日本を弱体化させてしまった。
そのツケが幕末のゴタゴタと明治維新以降の、、、と話が流れ過ぎ。
再度、今村氏の発言を引用すると「この関西人の血に流れている、中央への反骨心って構図なんで関西の人にはめちゃめちゃ共感してもらえる気はしてます」とのこと。
そうなのか~、太閤秀吉さんへの親近感が徳川嫌いと中央への反骨心に繋がるのか~、関西人の血の中では。
なるほど~、よくわかりました。
当ブログの場合は、繰り返しになりますが、16世紀末から17世紀初頭にかけては世界最強の軍事国家であった日本を二百数十年かけて平和ボケさせた徳川幕府が気に食わないのであります。
ん、となると、家康さんではなく、非難すべきは三代目かな。
とまあ、漫然たることを綴っておりまするが、徳川の新田氏自称について、もう一点だけ。
徳川光圀が編纂を開始した『大日本史』は南朝を正統と見なしております。
その理由は?
大筋としては、徳川が清和源氏新田流れを名乗っていたからでしょうね。
新田義貞は後醍醐天皇(南朝)の忠臣でしたからね、楠木正成と並んで。
先祖が南朝方なんだから、徳川としては「南朝が正統だ」と主張するのは自然なこと。
まあ、本当のところは、水戸黄門さんに訊いてみないとわかりませんがね。
そもそも、徳川が「新田」を自称したのも室町幕府(足利政権)への対抗心からだ、と説明する学者もいるくらいで。
家康の頭に「足利の次は新田の時代がくる」などの意識があったのではと指摘しています。
あの頃は、「源平交代説」のように有力氏族が入れ替わりに政権を取るという共通認識のようなものがあったようで。
織田信長が平氏を自称していたのもその類のことらしいですよ。
足利が源氏だから、「源氏の次は平氏の天下だな。じゃ、俺は平氏でいくか」とかなんとか信長さんも考えた模様で。
真実は、本人のみぞ知るところでしょうが。
と、ここまでキーボードを叩いて来ましたが、例によって散漫な内容ですね~。
いつものことながら、常連の皆さんの忍耐力に支えられております。
いや、「最初から期待していないよ」の心境でしょうか。
いずれにしても、本記事も最後まで読んでいただきありがとうございました。