すっかりお馴染みとなりました夏休み終盤のバタバタ劇。
今回は、昆虫標本に飽きたアナタにお薦め。
いかにも「手作り感満載」の簡単な工作を紹介しますよ~の巻。
すでに、チャチな昆虫標本をテキトーに製作した記事をアップ済み。
ただ、虫を集めて、殺して、箱詰めするには、二日はかかる。
8月30日までダラダラして、31日だけの突貫工事で仕上げるには力業が必要。
小学校5年か6年の時、二学期開始の直前まで怠けに怠けた私と悪友は、ふと思いつきましたとさ。
「そうだ、竹筒の貯金箱を作って、夏休みの自由課題にしよう!」
「それ、それ、それで決まり!」
「んで、竹はどこで調達するよ?」
「近くの山に竹がいっぱい生えているところがあるから、そこに採りに行こうぜ~!」
「いいね~、そいつは名案!」
実家の近くには低山が連なっている。
直線距離にして家から1キロほどの名もなき山脈で、カブトムシ・クワガタムシの宝庫でもある。
その山肌の中に竹林がございましてね。
そこが、狙い目というわけ。
家の倉庫から拝借したノコギリを自転車に搭載し、ガキ二人は竹採取のために山へと向かう。
って、竹取の翁か!
山のふもとに自転車を置き、斜面を登って、目指す竹林へと入っていく。
蜘蛛の巣が腕やキャップにまとわりつくし、やぶ蚊はたかってくるし、デッカイ百足も顔を出すし、、、
特に、やぶ蚊の野郎ときたら、四方八方から襲ってきやがる。
短時間で作業を終わらせないと。
直系10センチほどの竹に目を付け、根元にノコギリを当て、引きまくる。
ガリ、ガリ、ギ~コ、ギ~コに始まり、ノコが軽快に動き始めると、シャコ、シャコ、シャコと「キモチE~」音が発生。
ほどなく、立派な竹が倒れてくるというわけ。
必要な分だけを二人で切り分け、見つからないうちに山から脱出。
だって、赤の他人所有の竹林ですからね~、へへっ。
我が家に戻り、竹筒の加工を開始。
汚れをふき取り、表面に紙やすりをかけて、「いかにも感」を出す。
硬貨投入口は、小型のノコギリを用いて切り込みを入れ、最後はノミか金づちの細い先端で仕上げた気がする。
ここまでは、わりと記憶が定かなのだが、この後、彩色を施したのか、またはニスあたりを塗ったのか、、、
竹筒の貯金箱はその後も何回か自作したので、工程の細部がこんがらがっているな。
色紙を貼ったことも一回はあったような。
とにかく、この程度のやっつけ仕事ですから、朝9時頃スタートして昼前には余裕で完了。
小さなミッションをコンプリートして、大きな満足感。
昼飯のうまかったこと。
気分は晴れ晴れで、午後は心置きなく遊びほうけました。
あの頃は、よく身体を動かしていたな、感心するほど。
山で昆虫採集、川遊び、市民プール、空き地や学校のグラウンドでもいろいろ遊んで。
贅肉がつくはずがないよ、四六時中なにかしら運動しているんだから。
件のお手製竹筒貯金箱を9月1日に小学校に持参すると、けっこう褒められたりなんかして。
今風に言えば、極めてタイパがいい自由課題ですね。
お、それに竹もタダで入手するから、コスパも最高。
てか、竹泥棒だな~、ハハハ。
今回の舞台となった竹林は、今も存在しています。
時々、車で近くを通る際に懐かしい思い出に浸っていたりなんかして。
(って、おい、反省しろ! 盗人猛々しいとは、お前のことだ!)
ということで、崖っぷちの昭和のガキはノコギリを抱えて竹林に急ぐ、が今回のテーマでした~。
常連の皆さんは、小学生の頃、どんな夏休みを過ごしていましたか?