「#ママ戦争止めてくるわ」ってどういう意味? ウ・ロ戦争のこと? イスラエル・ハマス戦争のこと?

自民完勝の結果となった先の衆院選中に、「#ママ戦争止めてくるわ」なるSNSハッシュタグがあったらしい。
実物は目にしていないので、どの程度反響を呼んだのかはわからない。
あと、投稿者が子育て中のママさんだろうとは想像がつくが、「戦争」って何だろうか?

民主制における選挙は権力闘争であるから、一種の戦争だとみなすことも可能だ。
となると、衆院選を中止に追い込みたいのか?

待てよ、今だに先行き不透明なウクライナ・ロシア戦争のことだろうか?
え、子どもを持つ母親がウ・ロ戦争を止めに行こうというのか?
プーチンを説得する自信があるの?

それとも、イスラエル・ハマス戦争に言及しているのか?
やめたほうがいいと思うけど、、、命がいくつあっても足りない。
それにしても、日本女性の中には勇敢なお母さんがいるものだ。

と、この辺にしておかないと「いい加減、真面目にやりなさい!」と常連さんからお叱りを受けそうだ。
すいませ~ん、おふざけが過ぎましたね。
では、今回の記事ネタの背景を以下に。

*事の発端は、衆院選前に自民候補の土田慎氏が「国民の皆さんに汗を流してもらわないといけないかもしれないですし、場合によっては血を流していただかないといけないこともあるかもしれませんが、ただ、この日本っていうのを次の世代にバトンタッチをしていただくために、目の前の課題から逃げずに、ツケを次に世代に回さずに、しっかりと決断できる国、、、、」などと発言したことにある。

長いので全文の引用はしないが、土田氏はこの発言の前段階で、日本の医療や介護、安全保障などについて意見を述べていた。
騒ぎの流れを簡単に振り返ってみる。

⇒発言中の「血を流していただかないと」の部分が切り取られて、動画が拡散。
⇒この文脈抜きの「血」に反応したのか、批判が殺到。
⇒ある女性(以後、Aさん)も、この「血を流していただかないと」を見て「二人の子を持つ母として、この大切な子どもたちに血を流させるなんて絶対に嫌」と思った結果が「#ママ戦争止めてくるわ」のポストにつながった。
⇒土田氏は「血を流す」は比喩であり、戦争ではなく、構造改革に伴う痛みであると釈明するも後の祭り。

*要は、「血を流す⇒日本が戦争を始める⇒大変だ、戦争を止めなきゃ!」との早とちり(?)から生まれたのが今回の騒動である。

さて、件のAさんは、本当にこの「血」を「戦争」だとみなしたのか、それとも、意図的に曲解したのか。
仮に、土田発言を戦争肯定と見なし、高市政権が戦争を開始すると真剣に考えたのならば、Aさんは大変そそっかしい人だと思う。
Aさんと同様に、土田氏を攻撃したネット民たちも相当な慌て者さんたちだ。

*元々、高市自民を支持していない、もしくは敵視しているのなら、土田発言を故意に歪曲したのかもしれない。

選挙前という時期的なものもあり、野党は鬼の首をとったかのように、土田氏に集中砲火をあびせた。
まあ、自民党を攻撃するのは、あの人たちのお仕事だから、文脈を理解していても、あえて「失言」として非難するのが常套手段だ。

Aさんが、野党支持の市民活動家的気質をもつ人であるならば、自民党批判の手段としてポストした可能性がある。
仮にそうであるなら、Aさんと野党にはこう言いたい、「そういう作戦は効果がないよ!」と。

常識的判断力のある日本人ならば、防衛力の増強が戦争に直接つながることなど決してあり得ないと十分に認識している。
もっと正確に言うと、日本から他国に先制攻撃を仕掛けることなど20000%起こらない。(台湾有事云々に関しては、長くなるのでまたの機会に)
野党の脳内にある「自衛力整備=戦争の準備」という幻影など、多くの有権者にとって冷笑の対象にすぎない。

左派・リベラル政党が空理空論を叫べば叫ぶほど、世界情勢を冷静に観る者は現実的な政策に賛同する。
野党とその支持者が非現実的な夢物語を語り続ければ、令和の若者からますます見捨てられるであろう。
同士・仲間は50代以上の層でかまわないというのなら、勝手にすればよい。
意識改革して、路線修正を試みなければ、日本の左翼・リベラル陣営は衰退の一途をたどるはずだ。

今回の「#ママ戦争止めてくるわ」は、それほど盛り上がらなかったようだ。
当然だろう。
このポストが多くの賛同を得なかった事実が、現代日本人の健全な常識を反映している。

さて、ウ・ロ戦争の先行きは予測困難だ。
左翼やAさんは、それほど戦争に反対なら、ロシアのウクライナ侵略戦争を止めにいってはどうか。
なんとなれば、日本は現在、どの国とも武力衝突をおこしていないからだ。

それにしても、イスラエルは戦争巧者だ。
単独で戦争しても強いし、アメリカにイランを攻撃させるなどの権謀術数にも長けている。
と、いつの間にやら話の流れが変わってきたな、ハハハ。
お後がよろしいようで。

追記
政治家は常に慎重な発言を心がけたほうがよいと思う。
土田氏の言った「血」が比喩であることは、文脈を追えば、一目瞭然である。
ただ、ネット民の中には日本語読解能力が乏しい者もいるし、比喩が理解できない連中もいる。
土田さん、今後はくれぐれもご用心。