令和の『仮面の忍者赤影』は昭和の『赤影』とは大違い! でも、両者とも面白い!

昨年の10月よりスタートした令和版『仮面の忍者赤影』を毎回、TVerで楽しく視聴している。
不勉強なコメンテーターや識者(?)が浅薄な戯言をほざく偏向報道番組の100倍は面白い。
ところで、当ブログで令和の『赤影』を取り上げるのは二回目。

*本記事には、かなりのネタバレがありますので、令和の『赤影』をまとめて観賞予定の方はここでストップしてください。

令和版『赤影』(以下、「令和版」)と昭和版『赤影』(以下、「昭和版」)とでは、登場人物はほぼ同じだが、設定・プロットがかなり異なる。

「昭和版」では、赤影・青影・白影は全員が飛騨の影一族。
ところが、「令和版」では、影一族は赤影のみで、青影は伊賀出身、白影の正体はあの有名な軍師・竹中半兵衛。
秀吉の軍師がいきなり忍者として活躍、、、ってちょっと設定に無理がないか?

まあ、演じる加藤諒がなかなかイイ味を出しているから、それはそれで観られるけどね。
昭和の白影は敵の情報を探ろうとして罠にはまり、木の枝に逆さに吊るされて「赤影どの~」と叫ぶ場面が印象的。
ガキの頃、「敵につかまった白影のマネ」とネタにし「赤影どの~」と絶叫しては、仲間とゲラゲラ笑ったものだ。

牧冬吉という昭和の名優が「昭和版」の白影を好演。
牧さんには大変申し訳ないが、当時の子供が「赤影ごっこ」をする際に、一番人気が無かったのが白影役。
ホント、すみませんね、牧さん。

さて、金目教側には、霞谷七人衆(蟇法師・傀儡甚内・鬼念坊・闇姫・朧一貫・悪童子・夢堂一ツ目)という強烈キャラがいる。
メンバーは「昭和版」も「令和版」もほぼ同じようで、令和の方は、悪童子と夢堂一ツ目を除く5人が登場済み。
しかし、残りの2人も同じ名前・設定かどうかは不明。

では、そろそろ、「昭和版」と「令和版」の違いに焦点を当てよう。

*青影の設定

昭和の青影は飛騨忍者、一方の令和版では、先述のように伊賀出身である。
年恰好も異なり、昭和版は少年忍者で、令和版はどうみても大人だ。
決め台詞「だいじょうぶ」は子供の青影にふさわしいと当ブログは思う。

昭和の青影は金子吉延さんという子役が演じているが、この金子さんはドラマ撮影当時に大層いい目を見ているそうな。
これは、またの機会に(と、ネタを小出しにするブログ主であった)。

*幻妖斎の設定

天津敏さんが演じる甲賀幻妖斎(昭和)は甲賀忍者の親玉で金目教の教祖。
令和の幻妖斎は、信長の側近・滝川一益の双子の弟という設定。
令和版でも、幻妖斎は金目教の教祖ではあるものの、金目教の「開祖」として夢眼老師なる盲目の高僧(?)も登場する。

昭和の幻妖斎は金目教の開祖にして教祖であったはず。
一方、令和版では夢眼老師が創始した金目教を幻妖斎が乗っ取ったかたちになっている。
この夢眼老師が、今後、どのような活躍をし、いかなる役回りを演じるのかが楽しみだ。

一つ気になるのは、夢眼老師の「夢」と、霞谷七人衆の一人・夢堂一ツ目の「夢」が共通すること。
もしかして、夢眼老師って忍者だったりして、、、

*黒影の設定

昭和版にも黒影という名の忍者は出てくる。
周知のとおり、昭和版は「金目教編」「卍党編」「根来編」「魔風編」の四部構成であった。
昭和の黒影は「魔風編」において、影一族の一員として赤影たちと共に行動する(チョイ役ですぐ殺されるが)。

令和版では、甲賀忍者・黒蝙蝠の娘が、諸々の事情により、なぜか黒仮面を被って黒影を名乗っている。
もともとの昭和版にも黒蝙蝠やその娘が設定されており、令和版は昭和の「金目教編」と「魔風編」の両方からネタをもらっている。
令和の黒影は、あっさりと退場することはなさそうだ。

とまあ、新旧二作の相違点をいくつか拾ってみた。
他にも、細かい点で異なる部分は山ほどある。

昭和版には、滝川一益は出てこない、、、
昭和版の赤影は仮面をはずす頻度が少ない、、、
昭和版の赤影には姉はいない、、、
昭和版の青影には姉がいる、、、

この程度にしておこう。
ネタは小出しにしないとね、ハハハ。
常連の皆さん、今後も当ブログの「赤影もの」にご期待ください。