知らない漢字が多いなぁ~! わが身の不勉強を思い知らされた!

知り合いに資格取得マニアがいる。
行きつけのカフェの常連だ。
よく、コーヒーを飲みながらタブレットや書籍を開いて、勉強に励んでいる。

先日は、漢字検定用のテキストに取り組んでいたので、「ちょっと見せて」と図々しくもページをめくってみると、、、
古諺、叩扉、清穆、禾穀、一揖などの、「え?」と戸惑ってしまう漢字さんたちがズラ~とひしめいている。
まあ、「古諺」や「叩扉」は字面から、意味は判別できそうだが、、、、

「なんだ、こりゃ、難しい!」と思い、後学のためにスマホで数項ほど撮影させてもらう。
上で挙げた語句は、漢字検定準一級レベルで、その「読み」を問うもの。
せっかくなので、参考のため、以下に解答を。

*古諺「こげん」⇒昔からある諺
*叩扉「こうひ」⇒訪問すること
*清穆「せいぼく」⇒手紙の文で相手の無事などを祝っていう言葉
*禾穀「かこく」⇒稲、粟などの穀物の総称のこと
*一揖「いちゆう」⇒軽くおじぎをすること

常連の皆さん、どうでしたか、クリアできましたか?
では、用例を示す短文も紹介。

*古諺⇒人生訓を古諺に学ぶ
*叩扉⇒叩扉し弟子にしてくれと懇願した
*清穆⇒ご清穆よろこび申し上げます
*禾穀⇒禾穀の豊熟を祈念する
*一揖⇒帽子を脱いで一揖した

正直に言って、上の五つの表現を当ブログで使用したことは一度もない。
それに、「清穆」とか「一揖」とか、そもそも、初めて見たような気がする。
一体、誰が、どこで実際に使っているのだろうか、って自分の不勉強を正当化してはいけない。

調べてみたら、漢字検定準一級のレベルは「大学・一般程度」で、「常用漢字を含む約3000字の漢字の音・訓を理解し、文章の中で適切に使える」程度だと説明があった。
しかも、合格ラインは正解率80%だとのこと。

かなりハードルが高いと思う。
ついでに、「書き取り」問題例も少し紹介しよう。
以下の「  」内のカタカナを漢字で記す設問。
皆さんも、試しに解答してみてください。

*「コトナカ」れ主義の役員を指弾する
*「サワラビ」を摘みに行く
*肩を「スボ」めて歩いた
*交渉が「マト」まった。
*金メダルが「サンゼン」と輝く

多分、五つとも「読み」を問うものなら、それほど難度は高くないと思う。
二例目の「サワラビ」以外は、文章だけでなく会話の中でもしばしば登場するはず。
しかし、読めても書けない漢字が多いのも、また事実。

では、以下に答え合わせを。

*事勿れ主義の役員を指弾する
*早蕨を摘みに行く
*肩を窄めて歩いた
*交渉が纏まった
*金メダルが燦然と輝く

常連の皆さん、結果はいかがでしたか?

個人的には、この「書き取り」問題はかなり歯ごたえがあると思う。
スラスラ解ける人は、相当な実力者だろう。
まあ、ブログ主の漢字力が心許ないだけかもしれないが、、、、

今回の記事は、知り合いの趣味に助けられただけで、ほとんど自分の頭を使っていない。
申し訳ないな~、ハハハ。

ちなみに、この資格マニアの人物は、数か月前には「潜水士」合格に向けて取り組んでいた。
ホント、いろんな資格や検定があるもので、「潜水士」なんて初耳。
ちょっとネット検索してみたので、以下に試験内容の情報を。

*試験時間は4時間(休憩なしで通して行われる)

①潜水業務:10問(30点)
➁送気、潜降および浮上:10問(25点)
➂高気圧障害:10問(25点)
④関係法令:10問(20点)
※科目ごとの得点が40%以上で、全科目の合計の得点が60%以上で合格となる。

磯貝老師は素潜りの達人であるから、この資格は不要だろうが、潜水業務に興味のある人やインストラクター、ガイドになりたい人は取得すべきである、って知らんけど。

潜水士とは別に、「スクーバダイビング」の資格(?)もある。
これは講習を受講するだけで取得可能、つまり合格率100%の資格(?)だ。
ただし、学科に加えて、プールで7~8時間、海洋で2日間の実技講習が必要だとのこと。
(「スクーバ」は誤記ではない)

ということで、今回は「漢字は難しいな~」の話から、潜水士やその他の紹介記事になってしまった。
行きつけカフェの常連(=資格取得マニア)に感謝しなければ。