高田純さん、他人を攻撃する前に戦前の「満州」ぐらい調べたら?!

高田純という理学博士がいるらしい。
この高田氏が、あの有名なシンガーソングライターの加藤登紀子さんについて以下のようなコメントを投稿したそうだ。

⇒「加藤登紀子さんって、チャイナ生まれだったんですね 反日行動 いろいろ不可解でしたが納得しました ただし国籍は日本 こころはチャイナ」

上記の高田氏によるポストは、加藤氏が中国黒竜江省ハルビン(=加藤氏の出生地だそうだ)で「里帰りコンサート」を行ったことに対して行ったもの。

加藤氏の行動を「反日」的だと考えるのは、高田氏の自由だ。
しかし、高田氏の発言には大きな事実誤認がある。
加藤氏が生まれた、昭和18年当時のハルビンは満州国の都市であって、チャイナの街でない。
高田氏は、本当に知らなかったのか?

昭和6年(1931年)9月の柳条湖事件から満州事変へと発展する。
満州国建国は、昭和7年(1932年)3月であり、、、
以上の様なことは、昭和史の常識ではないだろうか。

くどいが、本当に高田氏は満州国をチャイナだと認識していたのか?
もし、そうなら、基本的な歴史知識が無さ過ぎる!
加藤氏を批判するのは勝手だが、当時の満州に百数十万人の日本人が暮らしていた史実も知らないのか?
もしかして、高田氏って、相当な無知?

高田純さん、加藤登紀子さんを攻撃する前に、ハルビンや満州国のことを少しは調べてみてはどうか。
ハッキリ言って、自分の不勉強を曝しだした誤爆もいいところ!

別に、当ブログは加藤氏のファンではない。
それどころか、加藤氏の「日本は敗戦国だけど戦争を始めた加害国でもあるという認識は若い人たちにも持っていてもらいたい」という発言は承服できない。

なぜ、今を生きる日本の若者が大東亜戦争当時の日本を「加害国」として認識しなければならないのか、当ブログには全く理解できない。
大東亜戦後に、連合国主導の極東国際軍事裁判において、当時の国際法にはない「平和に対する罪」なる虚構によって、東条英機ほか七名が絞首刑となった。

まさに、「勝てば官軍負ければ賊軍」で、敗戦国の日本に全責任があると一方的に断罪された。
約七年間のGHQによる占領統治の後、1952年に日本は独立をはたす。
その前年に締結されたサンフランシスコ講和条約に基づき、日本は様々な国々に対する賠償を含む戦後処理を行った。
つまり、その時点で戦前の清算は終わっている。

当ブログでこの件は何度も書いたから、この程度にしておくが、要は、現代の日本人の若者が、加藤氏の言う「加害国でもあるという認識」などを持つ必要など、全くもって無い!
ただ、加藤氏の大東亜戦争観がどのようなものかは、こちらもよくわからないので、これ以上のコメントはしない。

とにかく、今回は高田純なるコメンテーターの歴史知識が大層おそまつであることに、正直、驚いた。
それで、記事を一つ作成する気になった次第。
高田氏の投稿に限らず、時折、話題性のあるニュースに関するネット民のコメントを読んで、呆れ果てることが多い。
他人に辛辣な意見をぶつける前に、一呼吸おいて、自分の知識が誤っていないかを確認した方がよさそうだ。

なんだか、上から目線の書き方になってしまったようだが、、、
当ブログなりに、記事作成においては、ファクトチェックを行っているつもりだ。
他者の著作等から引用する際には、該当箇所を正確に抜き出しているし、出所が不明の情報は基本的に使用していない。

今後もブログ記事に虚偽情報や事実誤認を介在させないように、細心の注意を払っていくつもり。
常連の皆さん、これからもよろしくお願いします。