それは、ひとつのネットニュースを目にしたことから始まった。
以下が、その記事の骨子である。
＊PC版Gmailで他社提供のメールの確認ができなくなる
＊メールサービス各社での回避・延長はできないため、ユーザー側が個人で対応する必要がある
このニュースを読んで「やばいね～」と思い、ブログのドメインを管理するサーバーからのメールを開いてみた。
すると、三つの対策を挙げていた。
さて、下の１～３を読んで「あ、なるほど、じゃあ２で対処しよう」とか「３にするかな」とか即決した常連さんは「IT強者」でございます。
１ GmailアプリでのIMAP接続利用
スマートフォンやタブレット向けのGmailアプリでは、引き続きIMAP接続を利用して外部メールアドレスを追加・管理できます。
２ 他のメールソフトを利用する
PCで引き続きメールを管理する場合は、「Microsoft Outlook」「Mozilla Thunderbird」「Apple Mail」などのメールソフトでは、IMAPまたはPOP設定での受信が可能です。
３ Webメール機能を利用する
弊社で標準提供しているWebメール機能を利用すれば、メールソフトの設定不要でブラウザ上から直接メールの送受信が可能です。
上の１～３に目を通して「なんだ、これ？わけわからん！」と感じた常連さんは、ズバリ「IT弱者」でございます、ブログ主同様に。
ここで、IT強者の常連さんはストップしていただいて結構でございます。
以下、「なにをいまさら」程度の記述がダラダラと続くだけですので。
さて、IT弱者・ITオンチの常連さんは、ブログ主と一緒に「？？？」状態になりながらお付き合いのほどを。
IT弱者なりに思うのは、Windows11のパソコンでOutlookはインストール済みだから、これを利用すればいいのでは、、、
ただ、IMAP接続とかPOP設定とかいわれても、ITオンチの当方は「わかりませ～ん」だ。
「困ったな～」と思いつつも「少しは自分で調べてみるか」とも考えたIT弱者のブログ主であった、トホホ。
シロートが悪戦苦闘しながら情報収集すると、以下の様なことがわかった（ような気がする）。
＊一番のお勧めは、メールシステムをGoogleの有料版「Google Workspace」に移行すれば、ドメインをそのまま使いながらGmail機能を利用できる
＊次善策が「Microsoft Outlook」などのメールソフトに切り替えて、メールをIMAP接続にする
＊メールサーバー側で届いたメールをGmailアドレスへ「自動転送」設定する方法もあるが、ウイルス感染・情報漏洩の危険性あり
グーグルの思惑通り、有料版を導入するのも癪に障るから、サーバーの推奨にもあった「メールソフトを変える」作戦で行こう、と決定。
ただねえ、IT強者には朝飯前の作業が、ITオンチのブログ主にとっては難敵なんだな、これが。
私と同じくらいIT弱者の常連さんは以下の手順を見てピンときますか？
⇒Outlookを起動して左上の「ファイル」をクリックする
⇒左のメニューの「情報」をクリックして、「＋アカウントの追加」をクリックする
⇒「手動設定」を選択して、「次へ」をクリックする
⇒「POPまたはIMAP」を選択して、、、、
とかなんとか、ネットで仕入れたマニュアルには説明がある。
よし、やってみるかでOutlookを起動して、「ファイル」をクリック。
ん、これかなと「＋アカウントの追加」をクリックしたら、いきなり、Outlook上にメールアドレス入力を要求するウィンドウが出てきたりなんかして、、、
あれれ、なんか、調べた情報と違う展開になったりなんかして、、、
ネットで調べた手順だと、「手動設定」を選ぶ画面になるはずなのに、、、どういうこと？！
ホント、我ながら情けない。
自分ではいろいろ調べたつもりでも、根本というか大元がアナログ人間だから、Outlookの設定ひとつを満足にこなすことができない。
実は、後に判明したのはOutlookのヴァージョンによって仕様が異なるから、表示画面も違ってくるらしいということ。
どうも、「Outlook 2016」の操作手順をネットから印刷して、いざ、アカウント追加をやろうとしたら、手持ちのPCが「Outlook 2021」搭載だったようだ。
常連の皆さん、笑ってやってください、パソコンやソフトに振り回されている私のことを。
情けないね、つくづく。
え、「で、結局、どうなったの？」との質問ですか、、、
はい、皆さんの予想にたがわず、プロの手に任せました。
今年の春、迷惑メール対策を依頼した専門の業者さんに今回もお願いしまして、無事にOutlookへの移行が完了。
それにしても、Googleが突然に「来年１月以降、ブラウザ版Gmailで外部メールアドレスからメールを取り込む機能を終了しますよ～」と発表したがために、こちらは慌てふためき、てんてこ舞い。
Googleさんにしてみれば、「今まで他者メールを取り込んでやっていたのは弊社の好意だったんですよ～。今後は有料版にしてくださいね～」ということなのだろう、って知らんけど。
とにかく、ネット関連やパソコン・スマホ分野で、なんらかの新しい動きや変更などが起るたびに、「なんだ、こりゃ？！」と大慌てしながら右往左往するのがブログ主の常でございます。
しかしながら、それで記事ネタがひとつできたのだから「まあ、良し」とすべきかな。