チャレンジ!日本史の用語や人名を漢字で書いてみましょう!

先日、BOOKOFFで何の気なしに日本史の問題集を購入。
試しに、ちょっと解いてみたところ、選択問題はテキトーに答えておけばいいとしても、記述形式には閉口。
歴史用語・人名・地名などの漢字表記がうろ覚えすぎて、ソートー苦労したというか、往生しましたよ!

そこで、今回は、常連の皆さんにも私が味わった苦労(?)を共有して欲しいと思った次第。
ということで、日本史用語・人名の漢字クイズに挑戦してみていただきましょうか。

磯貝老師~、絶対王者川口~、覚悟はいいですか、な~んてね。
では、早速、まいりましょう。

*以下の(   )内のひらがなを漢字にしてください。

1 6世紀中頃、仏教の受容をめぐって崇仏派の( そが )氏と排仏派の物部氏が抗争を繰り返した。
2 日本で初めての女帝は、( すいこ )天皇である。
3 中国は北朝系の( ずい )によって、589年に統一された。
4 701年に( たいほうりつりょう )が制定された。
5 710年、元明天皇は( へいじょうきょう )への遷都を行った。

まずは、飛鳥時代と奈良時代から選んでみました。
どれもこれも馴染みのある、教科書あたりで目にする記述です。
皆さん、大丈夫そうですか。

では、答え合わせといきます。

1 蘇我  2 推古  3 隋  4 大宝律令  5 平城京

楽勝でした?
お次とまいりましょう。

*同じく、『   』内または(   )内のひらがなを漢字に直してください。

1 『 にほんしょき 』の編集は舎人親王が中心となった。
2 『枕草子』の作者は( せいしょうなごん )である。 
3 『 あづまかがみ 』は、鎌倉幕府の記録を日記(編年)体で著したものである。
4 ( いはらさいかく )の作品は『好色一代男』『日本永代蔵』などである。
5 『吾輩は猫である』の作者は( なつめそうせき )だ。

今度は、書物と作者に焦点を当ててみました。
にほんしょきの「き」や、なつめそうせきの「そう」などは油断するとミスしてしまうかも。
それから、「あづまかがみ」は二通りの表記がありますから、どちらかでオッケーです。
皆さん、答え合わせの準備は整いましたか。

では、以下に正解を。

1 日本書紀  2 清少納言  3 吾妻鏡・東鑑  4 井原西鶴  5 夏目漱石

常連の皆さんの首尾はいかに?
日本書紀の「紀」は「記」と誤記しやすいので注意が必要ですね。
ホント、用語は面倒ですね、、、古事記は「記」なのに。
夏目漱石の「漱」はクリアできましたか。

最後は、皆さん大好きな戦国時代からネタを提供。

*例によって、カッコ内のひらがなを漢字にしてください。

1 織田信長は1560年に尾張の今川( よしもと )を破り、1567年には美濃の斎藤( たつおき )滅ぼした。
2 信長は「 てんかふぶ 」の印判を使用し、武力によって天下を治める意志を表明した。
3 信長は1574年に伊勢長島、1575には越前の( いっこういっき )を平定した。
4 羽柴秀吉は( ほんのうじ )の変がおこるとすぐに、戦闘中だった毛利氏と( わぼく )して京都の南の山崎まで引き返し、明智光秀を破った。
5 秀吉によって実施された全国的な規模の土地調査を( たいこうけんち )という。
6 1591年、朝鮮出兵の根拠地として肥前に( なごや )城を築いた秀吉は甥の秀次に( じゅらくてい )と関白職を譲った。

日本人なら誰でも知っている常識レベルの内容です。
磯貝老師から「もっとマニアックな出題をしろ!」とお叱りの声が上がりそう。
絶対王者川口からは「幕末をテーマにネタを拾って欲しいな」とのリクエストが出るかもしれません。

それでは、漢字に変換していきましょう。

1 義元、竜興  2 天下布武  3 一向一揆  4 本能寺、和睦  5 太閤検地  6 名護屋、聚楽第

皆さん、いかがでしたでしょうか。
え、「歯ごたえなさすぎる!」ですか?!

わかりました。
今回はこれくらいで幕引きとしますが、次回は、もう少し難度をあげたクイズを準備しましょう。
乞う、ご期待。  

追記
久しぶりに日本史問題に取り組んでみたら、ホント情けないぐらいに漢字が書けない。
原因はハッキリしている。
そう、普段の生活で「手書き」していないからだ。

今回の例では、蘇我氏の「蘇」で一瞬「あれ?」と手が止まり、数秒後になんとかクリアできた。
あと、一向一揆の「揆」も三十秒ほど悩んだ末にギリギリ正解。
完全に忘れていたのは、聚楽第の「聚」だ。
正解を目で確認すると「そうだよ。これだ、これ」とおもわず声が出てしまったほど。

思えば、何でもかんでもキーボード操作して文章作成するのが習慣になっているからな~。
鉛筆握って紙に文字・文章を書く時間を意識して確保しないと、どんどん漢字を忘れていきそう。