ゴッホの『ひまわり』が偽物だったとき、ムンクの『叫び』は本物、、、、小説を読んでいたらクイズに遭遇!

*本記事には、ある小説のネタバレがあります。

久しぶりに小説でも読むかと、BOOKOFFへ向かい、目指すは「110円文庫」コーナー。
買いましたよ、適当に何冊か。

その中の、松岡圭祐『万能鑑定士Qの事件簿Ⅸ』(角川文庫)に目を通していると、、、

「そう? じゃ質問を変えよう。 ゴッホの『ひまわり』が偽物だったとき、ムンクの『叫び』は本物。 では『叫び』が偽物だったとき、『ひまわり』のほうは?」という一節がありました。

ここが、ちょっとした頭の体操になっているわけ。
このタイプのクイズはわりと有名だと思いますので、「あ、あれね」と気づいた常連さんもいるでしょう。
さて、この問いに対する答えは以下のうちのどれでしょうか。

1 本物
2 偽物
3 この情報からは特定できない

この小説内のクイズを目にした時、「ちょっと、これ、いじわるじゃないかな」と感じましたね。
それはさておき、いかがでしょうか。
頭の中で、1~3のうち一つを選択してくれましたか。

では、解答は、、、
1の「本物」が妥当でございます。
この問題、先ほども書いたように、出題の仕方が親切じゃないんですよね。

実は、セリフの「ゴッホの『ひまわり』が偽物だったとき、ムンクの『叫び』は本物」のところが前提条件になっているんですよ。
順を追って見ていきましょう。

『ひまわり』と『叫び』がそれぞれ真作と贋作の二通りあるわけですから、真贋の組み合わせは以下の4通りあるわけです。

ア 『ひまわり』が本物で『叫び』が本物
イ 『ひまわり』が本物で『叫び』が偽物
ウ 『ひまわり』が偽物で『叫び』が本物
エ 『ひまわり』が偽物で『叫び』が偽物

問題の前提となっているのは、「ゴッホの『ひまわり』が偽物だったとき、ムンクの『叫び』は本物」ですから、上の「ウ」に該当。
すると、ウが前提になるから、エは除外されます。

そこから、「『叫び』が偽物だったとき、『ひまわり』は?」に答えると、上の「イ」に当てはまるというわけです。
だから、答えは「本物」となります。
まあ、「論理クイズ」とか「論理ゲーム」とか言われているやつですよね。

もちろん、この種明かしは作品内で紹介されます。
って当たり前ですよね、ハハハ。

松岡圭祐さんの小説は大変読みやすいです。
この『万能鑑定士Q』シリーズは、ちまたで「人の死なないミステリー」と呼ばれているとか。
休肝日の就寝前読書の友として、何点か読了。
ホント、肩の凝らない、まさに「ライトノベル」という感じ。

それにしても、BOOKOFFって重宝しますよね。
110円で文庫本一冊が手に入りますから。
それで、数時間楽しめるのだから、コスパがイイ!

BOOKOFF最高!
アンタは偉い!

と、なんだか太鼓持ちみたいになってきましたので、今回はこのへんで。
あ、そうそう、ガキの頃に観ていた『スパイ大作戦』のDVDも入手したので、また視聴したら感想でも。
お後がよろしいようで。