「再生の道」は何を目指しているのだろう? 「選挙公報」を見てみると、、、(支持者ではありません!)

ちょっと前に実家の郵便受けに、「選挙公報」が届けられた。
新聞サイズのあれである。

せっかくだから、ざっと目を通してみた。
で、今回は、石丸伸二氏率いる「再生の道」をネタにしよう。

この石丸党、広報の一面半分程度のスペースを確保しているものの、、、
正直、パッとしない。

有権者に訴えかける政策は、「教育」一本。
教育は「国家百年の計」である。
それは、間違いない。

ただ、再生の道が日本の教育をどうしたいのか、広報を読む限りでは、具体的に見えてこない。
石丸氏曰く、「再生の道は5年、10年先を見据えた教育分野への投資を優先して進めます」とのこと。
そして、重点項目らしきものを三つ挙げている。

*教育人材の強化
教職員の待遇改善、専門員の導入

*教育内容の充実
キャリア教育や職業教育の強化、リテラシー教育の推進

*教育環境の整備
施設設備の改善、特別な支援の拡充

以上の三点を掲げてはいるが、これで多くの有権者に党の狙いが理解されるのだろうか。
具体性に欠けるし、取り立てて魅力的な政策は並んでいないと感じるのは当ブログだけだろうか。

キャリア教育とか職業教育なども、以前から導入している学校はかなりあるはずだが、、、、
従来のものと差別化を図るのなら、もっと「何を」「どのように」するつもりなのかを文字で書かないとね~。
教職員の待遇改善と書くなら、どのように改善するのか、給与とか残業代とか有給休暇の面などで具体的な数値を挙げてはどうなのか?

施設設備の改善とかいわれても、「何を」「どのように」改善するのかを明示しないと、読んでもイメージが湧かない。
再生の道のいう「特別な支援の拡充」って何なんだ?

とにかく、なにがやりたいのか、まったくわからない!
1ページの半分ぐらい確保しているのだから、もっと細かい説明を入れればいいのに、、、
それとも、あえて大雑把な提示をすることが、石丸氏の作戦なのか?

少なくとも、当ブログは再生の道の「教育を最優先」という公約には全く心が動かない。
もし、常連さんの中に石丸ファンがいたら、、、、申し訳ない、ハハハ。

おそらく、再生の道の公式HPには、もう少し詳しい方策が紹介されているのであろう。
ただ、再生の道に興味がない層は、わざわざアクセスしない。
もちろん、当ブログも覗いていない。

その一方で、各世帯に配布される「選挙公報」ならチラ見する人も割といるはず。
せっかくなら、広報を見ただけで、再生の道の教育政策がある程度伝わる方がいいのでは、石丸さん。
おっと、余計なお世話か。

ということで、本記事は、選挙公報に記載された情報だけから、再生の道の選挙公約にツッコミを入れてみた。
石丸ファンの皆様、悪しからず。